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本態性眼瞼けいれん
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他疾患を基礎としない(本態性)。
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眼輪筋の不随意収縮を呈し、機能失明を生じる可能性がある。
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光源に対し、強い眩しさを訴える。
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顔全体や口に不随意運動が生じると、メージュ症候群と呼ばれる。
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前兆として、ドライアイや眼精疲労が報告されている。
治療戦略
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症状を軽減。
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筋疲労の軽減。
施術内容
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頭皮鍼:舞踏震顫区
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鍼施術:四関穴、中封(補)、陽輔(瀉)など
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表情筋への刺鍼
ポイント
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二次性の眼瞼けいれんとは病態が異なる。
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けいれん以外に、筋疲労によっても症状は増悪する。
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機能失明を起こすと、生活の質が著しく低下する。
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努力開眼による筋疲労によっても増悪する。
アドバイス
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眼輪筋へのボツリヌス注射療法が第一選択となるが、鍼療法併用により相乗効果が期待できます。
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眼瞼周囲の筋疲労改善によって、筋力が発揮しやすくなり、開眼がしやすくなります。
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