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レビー小体型認知症
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振戦、動作緩慢、筋固縮、姿勢保持障害を呈する神経変性疾患。
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特徴的なありありとした幻視・錯視を訴える。
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認知機能・精神症状も出現する。
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パーキソニズムが先行するとパーキンソン病と診断されることがある。
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前兆して、嗅覚障害や睡眠時行動障害が報告されている。
治療戦略
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症状を軽減。
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残存機能を維持し、進行を緩徐にする。
施術内容
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特殊鍼法:三焦鍼法
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頭皮鍼:舞踏震顫区、四神聡
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鍼施術:四関穴など
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腹部への遠赤外線照射
ポイント
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早期からの継続加療が基本となる。
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消化管機能障害(便秘)が好発し、薬理作用に影響を及ぼす可能性がある。
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パーキンソン病よりも薬剤過敏性が高い傾向にある。
アドバイス
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レビー小体型認知症の場合は、薬剤過敏性が高い傾向にあるため、鍼を含めた非薬物療法の検討も重要となります。
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鍼療法は薬理作用への干渉もなく、自律神経機能への関与にて消化吸収能が高まり、薬理作用を高める効果が期待できます。
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ある程度進行してしまうと運動機能が著しく低下し、運動療法の実施も困難となるため、早期からのケアが大切です。
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