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  • 執筆者の写真三焦はり院

こむら返りなど攣った時には、漢方薬もよく効く印象です。

寝ている時に、ふくらはぎを攣って、痛くて飛び起きた経験は、一度や二度ではないと思います。ふくらはぎを攣る「こむら返り」は、筋疲労や、汗をかいたことによって生じた電解質バランスの失調など様々なことが原因で起きます。


また、「こむら返り」は夏場に起きやすいイメージですが、冬場でも起きる場合があります。冬場に厚めのコートを着たり、ブーツをはいたり、知らず知らずのうちに汗をかいてしまうことも多く気が抜けません。


よく鍼でなんとか予防出来ないかといった質問を受けることがあります。


筋疲労などの回復に鍼灸治療を行うといったことや、置き鍼(シールタイプの鍼)を貼っておいて筋肉の疲労を起こさないように予防するといったことは可能ですが、電解質バランスの失調などをきたした場合は、なかなか鍼だけではどうしようもありません。汗などでミネラルが体外に出てしまった場合は、何らかの方法で体内に取り込む必要性があります。


一番簡単な予防方法は、日ごろから水ではなく、ミネラル分を含んだ飲料を飲むことです。一般的にはポカリスエットやアクエリアスなどのジュースタイプのものが頭に浮かびますが、ミネラルを含んでいる麦茶(ミネラル麦茶など)などでも十分にミネラルが補給できます。


炎天下で水だけを補給する方もいますが、一般的な水道水でには十分なミネラルが含まれていないため、脱水状態で多量に補給すると、血液のミネラル濃度が薄まり、逆に痙攣が起きやすい状態になってしまいます。また大量の水分を一気に飲むと、吸収されず出てしまうため、お腹を下したたりといった問題も起きます。


もし攣ってしまった場合は、立ったままで、ゆっくりスポーツ飲料などを飲みましょう。


東洋医学的な方法としては、漢方薬の「芍薬甘草湯(シャクヤクカンゾウトウ)」を頓服する方法が有名です。


鍼灸だけではなく、漢方や、西洋医学などを上手に取り入れて、よりよい生活をおくっていくことが重要であると考えています。



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