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伝えづらい時にはメモの活用も

問診を終えた後に「もっとこういう悩みを伝えたかった」「ちゃんと私の話が伝わっているだろうか?」と悩むことありませんか?とくに初診時には緊張があったりして上手く伝えられないこともあるはずです。施術を終えた後にまた改めて話をするのも気が引けるはずです。


病院にお薬手帳を持参するように、ご自身で事前にメモ(手紙でもよいです)を作成して持参して頂けると非常に助かります。また、患者さん自身も伝えたかったことを言いそびれるということも少なくなります。


メモを書く際に、専門的な医学用語はあまり必要ありません。ご自身の感じていることを文字やイラストにして頂いて構いません。できれば時系列通り・簡潔に書いていただけると非常に助かりますが、とくにルールはございません。


伝えづらいことも文字にすれば伝えやすいということもあるはずです。ぜひ活用してみてはいかがでしょうか?

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