top of page

加齢は進行するものです。健康維持のためにも継続的なケアが必要です。

加齢による悩み

年齢を重ねてくると、若いときとは違ってお腹周りが気になってきたり、健康診断の結果が気になったりするはずです。「食事の量は前と同じなのに、、、」「食事の量を減らしているけど、、、でも」と言うことは多々あります。30歳を超えると、代謝も下がり、こういったことが増えてくるはずです。そうなると、ダイエットを考えて、ジムに通ったり、食事制限をしたりするはずです。


世の中には、「○○を3日間食べるだけで痩せる方法」など簡単そうにみえるものが溢れています。でも考えてみて下さい。加齢は一生続きます。3日間で痩せを実感しても、継続しなければ「本当のケア」にはなりません。かならずリバウンドをしてしまいます。


また、いくら筋肉トレーニングを行っても、トレーニングを中止すると、筋肉はすぐに細くなっていってしまいます。また、心肺機能もトレーニングをしなければ同様に低下してしまいます。


しっかりとした認識(マインドセット)を持って、ケアをしていく必要があります。


加齢に対するマインドセット

こういった「加齢に伴う変化」はある意味、しょうがないことです。誰しも若い頃に戻ることは出来ません。それは30代でも60代でも同じです。また、簡単な方法は無く、地道に積み重ねていく以外に方法はありません。


まずは予防、日頃からのケアによる健康維持。そして早目からの対処。無理な方法をとらずに、中長期的にケアを行うことが重要です。なぜなら、加齢は常に進行しているからです。


ケアは未病期も怠らないように

1)未病とは何でしょうか?


日本未病システム学会による未病と病気の定義:

「自覚症状はないが検査では異常がある状態(西洋医学的未病)」と「自覚症状はあるが検査では異常がない状態(東洋医学的未病)」を合わせて「未病」としています。そして「病気」とは交叉部位である「自覚症状もあるが検査でも異常がある状態」としています。

参考:https://www.j-mibyou.or.jp/mibyotowa.htm


2)変形性腰椎症を例に、、、

例えば、腰痛などの自覚症状がある場合、高齢の方では腰椎の変形が認められるケースが多々あります。これは自覚症状も異常もある「病気」の状態ですが、「症状(痛み)」が取れたからといっても、変形などの異常がある場合は「未病」として、しっかりケアをしていく必要があります。


ケアを怠ってしまうと、「神経障害の出現」や、「痛みの増悪」などが起きてしまいます。「痛みがないからいいや。」「痛みが取れたからいいや。」とは思わずに、「痛みもなく、今後も痛みが起きらづらい状態を保つ」ことが重要です。一般的には、継続したケアが推奨されています。


鍼もケアの一助に

なぜ鍼でケアなのか?という質問を受けることがあります。「鍼」だけ何故か「東洋医学だから~」と特別視されがちですが、「鍼」も薬や運動療法と同じように治療方法の一つに過ぎません。「あなたにとって鍼が効果的であれば、ぜひ継続して下さい。」この一言に尽きます。


また、鍼の最大のメリットは、「副作用がほとんどない」と言うことです。そのため、薬物療法や運動療法と併用しながらの運用も容易に行えます。もちろん相乗効果も期待できます。


年齢が高くなるにつれて、代謝低下に伴う多剤服用のリスクや、年を取るとどうしても薬が増える、、、といった問題も考えなければいけません。人によっては、「ふらつき」などが増えたり、予期せぬ副作用が起こるかもしれません。こういったリスクを軽減することによって「思わぬ転倒による寝たきり」や「思わぬ内蔵の機能障害」を予防することは必要です。


副作用によって健康を害してしまっては元も子もありません。また、すでにこういった悩みのある方にとって、鍼は大きな助けとなると言えます。ぜひケアの一環にお役立て下さい

最新記事

すべて表示

日頃より当院をご利用いただき誠にありがとうございます。 例年通りですが、令和4年12月29日~令和5年1月5日まで正月休みとなります。 令和5年1月6日(金)より通常通りとなります。 ご迷惑をおかけしますが何卒宜しくお願い致します。 御用の方は、下記連絡先までご連絡下さい。 電話(SMS)は通じませんのでご了承ください。 連絡先(メール): sanshou-hari@hotmail.com ※1~

平素は当院をご利用いただきありがとうございます。 夏季休暇を下記のとおり頂いております。 サイト内告知が遅くなり申し訳ございません。 夏季休暇中は、電話は繋がりませんが、メールは対応可能です。 何かありましたらメールにてご連絡下さい。 夏季休暇: 令和4年8月11日~18日

鍼をすると、自律神経の副交感神経が優位になり「リラックス状態」になると言われています。そのため、鍼を刺したままベッドで安静にしている「置鍼・留鍼(ちしん・りゅうしん)」の最中には眠ってしまう方が多い印象です。よくカーテンの向こうからイビキが聞こえてきます。 「鍼を刺したままで痛くはないのか?」という質問を受けることがありますが、鍼が刺さった後は「するどい痛み」が持続することはありません。少しずーん

bottom of page