top of page
  • 執筆者の写真三焦はり院

変形性膝関節症(膝OA)や変形性腰椎症の場合は痛みが取れても無理は禁物。

私が患者さんに問診する際、一番最初にかける言葉は、「鍼をした後、この○○日間調子はいかがでしたか?」が一番多いと思います。基本的には「よかった」か「悪かった」のどちらかなのですが、「悪かった」と言われる方のなかには、「動かしすぎ」が原因の場合も多々あります。


よくある話ですが、腰痛や膝痛などお悩みの症状が改善傾向になると一定の割合で無理をされる方がいます。例えば、痛みが軽減した(または消失した)から以前と同じように運動してしまった場合や、年配の方に多いですが、若い時は○○が出来たからついやってしまったというような場合です。


とくに加齢による退行性病変(変形性腰椎症、変形性膝関節症(膝OA))など器質的変化(変形)のある場合は要注意です。一時的に痛みが軽減・消失しても、完治するということはなかなかありません。うまくつきあっていく必要があります。


もちろん日常生活が行えるのであれば、絶対安静で寝て過ごすということは推奨しません。運動を行う上でも「動かしすぎ」に注意して、最初はストレッチや痛みが出ない範囲での運動(生活動作を含む)が重要です。そして、体が慣れてきたあとにはリハビリなどで行う筋力トレーニングを行いましょう。


膝OAで筋力トレーニングやストレッチが必要な場合は以下のような運動をします。参考にしてみて下さい。


参考動画:

1) Knee Osteoarthritis and Physiotherapy Management - SingHealth Healthy Living Series

https://www.youtube.com/watch?v=sN6wwkT7qxs


2) Knee Osteoarthritis (OA) Stretches & Exercises - Ask Doctor Jo

https://www.youtube.com/watch?v=Rl3OkKlftsI

最新記事

すべて表示

皮膚へのタッチ刺激による頻尿セルフケア

ここ数年、定期的にNHKで鍼灸に関する番組が放送されるようになり嬉しく思っています。 覚えている方もいるかもしれませんが、ソマプレーンというエラストマー樹脂製のローラーが一度NHKで紹介されました。このローラーは「過活動膀胱の方向けのセルフケア用品(頻尿ケア)」で、就寝前に会陰部をやさしく刺激して頂くことで夜間頻尿を軽減できるとされています。 ・参考:ソマプレーン 夜間頻尿をケア。排尿収縮抑制 |

局所における鍼の持続効果の話

著者は、「鍼の持続効果」に関して、度々質問を受けることがあります。実は、「鍼を刺すこと自体」には、数週間、数カ月と言った中長期的な作用はありません。「直接的な作用」は、刺鍼直後~数時間程度と考えます。「なんだ鍼はその程度しか効かないのか、、、」と感じる方もいるかもしれませんが、厳密には、この「直接的な作用」と「副次的に生じる持続効果」については分けて考えなくてはなりません。 例えば、局所麻酔剤を痛

ボツリヌス毒素・ミラーバイオフィードバック療法併用に関する研究の紹介

前回の記事(やっぱりミラーバイオフィードバック法は大事 (sanshou-hari.com))で「ミラーバイオフィードバック法は大切ですよ!」という話をしました。ミラーバイオフィードバック法は、鏡を見ながら顔を動かす方法ですが、単なる表情筋のトレーニングではなく、中枢(脳)での運動ネットワークの再構築を目標にしたリハビリです。 本稿では、関連する研究として、高橋(2014)による「ボツリヌス毒素・

Comments


Commenting has been turned off.
bottom of page