往療の算定方法
当院では自費または健康保険利用による往療を提供しています。※距離はすべて直線距離
1)自費の場合:
・2kmまでは2,000円加算
・2kmを超えると1km毎に+1,000円加算
・要事前相談、交通費別途実費
※別途施術代
2)健康保険利用の場合
・4kmまでは2,300円
・4kmを超えると2,700円
・16kmを超えない範囲
・要医師の同意書(特定6傷病+α)
・医師による同意が必要(要往療の記載)
・要事前相談、交通費別途実費
※原則自費往療料に準拠し、差分は実費
※別途施術代
3)健康保険利用時の例
① -2km:
・自費:2000円
・保険:2300円(健康保険利用)
・1割では、実質230円負担。差分は-1770円
・3割では、実質460円負担。差分は-1540円
② -4km:
・自費:2000 + 2000(加算分) = 4000円
・保険:2300円(健康保険利用) + 1700円(一部自費負担)
・1割では、実質1930円負担。差分は-2170円
・3割では、実質2390円負担。差分は-1610円
③ -6km:
自費:2000 + 4000(加算分) = 6000円
保険:2700(健康保険利用) + 3300円(一部自費負担)
1割では、実質3570円負担。差分は-2430円
3割では、実質2390円負担。差分は-1610円
往療のメリット
一般的に、病院であれば、数週間に1回通院するという場合がほとんどだと思います。しかし、鍼灸は都合上、運動療法(リハビリ)と同じように、1週間に数回施術を受ける場合がほとんどです。全ての方が、来院に差し支えなければよいですが、歩行困難などの理由でタクシーを利用しなければいけなかったり、車椅子を利用して通院されている方もいるはずです。そのほかに、家族の同伴が必要であったりと負担が大きい場合は、往療に切り替えた方がよい場合もあります。
往療に切り替えれば、通院時間はかからず、同伴者も在宅待機にて対応が可能です。また、天候による影響や、移動中のリスク(転倒など)を防ぐことが出来ます。また、健康保険利用の場合は、「療養費申請」をすることにより療養費が支給(7~9割戻ってくる)されます(2019年11月末現在)。ぜひご相談下さい。