鍼施術後にお風呂に入っていいか?の質問にお答えします。
鍼施術に際して、「施術後にお風呂にはいっていいか?どうか?」の質問をよく受けます。鍼をしたところから水が入っていかないか?そこから感染を起こさないか?色々と心配することもあるかと思います。
答えは、「鍼施術後にのぼせなど疲労感がなければ通常通りお風呂に入っていただいてかまいません」です。
鍼施術によって血流が改善する場合がほとんどです。そのため人によっては疲労感を訴えたりといったことがあります。その場合はシャワーに切り替えて頂く、アルコールは摂取しないなどに気をつけていただければ特に問題はありません。
感染に関しては、一般的に体の中には免疫系統があり、菌の進入を防ぎます。また鍼のせいで穴があいてしまって、深部まで菌が到達してということもありません。実際の鍼灸施術では刺鍼前と抜鍼直後に患部を消毒しています。使用する鍼も注射用の鍼のような太さではなく、髪の毛程度ですので、穴が開きっぱなしになるということはありません。ご安心ください。
重度の糖尿病など極端に易感染傾向の場合は鍼施術自体をお断りしています。