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  • 執筆者の写真三焦はり院

鍼で寝てしまうのはなぜ?

鍼をすると、自律神経の副交感神経が優位になり「リラックス状態」になると言われています。そのため、鍼を刺したままベッドで安静にしている「置鍼・留鍼(ちしん・りゅうしん)」の最中には眠ってしまう方が多い印象です。よくカーテンの向こうからイビキが聞こえてきます。


「鍼を刺したままで痛くはないのか?」という質問を受けることがありますが、鍼が刺さった後は「するどい痛み」が持続することはありません。少しずーんとする鍼感が残る程度です。


当院では留鍼時間は15分程度ですが、患者さんによっては長い時間寝ていたと感じる方もいるようです。また、いつ寝てしまったかわからないという方も多い印象です。なかなか眠れないと言う方に鍼をするとイビキをかいて寝てしまったという話をよくききます。


過緊張(交感神経優位)が続くと、肩こり・頭痛・不眠などに繋がります。未病の観点からも「少し疲れているな」という状態からケアをすることをオススメしています。


うつ伏せが可能であれば、背骨の際に鍼を並べていく「盤龍刺(はんりゅうし、パンロン)」という手技がおすすめです。また、仰向けであればアンチエイジングにも効果がある「三焦鍼法(さんしょうしんぽう)」に頭皮鍼(とうひしん)を加えた手技をおすすめしています。


参考になれば幸いです。

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