鍼で寝てしまうのはなぜ?

鍼をすると、自律神経の副交感神経が優位になり「リラックス状態」になると言われています。そのため、鍼を刺したままベッドで安静にしている「置鍼・留鍼(ちしん・りゅうしん)」の最中には眠ってしまう方が多い印象です。よくカーテンの向こうからイビキが聞こえてきます。


「鍼を刺したままで痛くはないのか?」という質問を受けることがありますが、鍼が刺さった後は「するどい痛み」が持続することはありません。少しずーんとする鍼感が残る程度です。


当院では留鍼時間は15分程度ですが、患者さんによっては長い時間寝ていたと感じる方もいるようです。また、いつ寝てしまったかわからないという方も多い印象です。なかなか眠れないと言う方に鍼をするとイビキをかいて寝てしまったという話をよくききます。


過緊張(交感神経優位)が続くと、肩こり・頭痛・不眠などに繋がります。未病の観点からも「少し疲れているな」という状態からケアをすることをオススメしています。


うつ伏せが可能であれば、背骨の際に鍼を並べていく「盤龍刺(はんりゅうし、パンロン)」という手技がおすすめです。また、仰向けであればアンチエイジングにも効果がある「三焦鍼法(さんしょうしんぽう)」に頭皮鍼(とうひしん)を加えた手技をおすすめしています。


参考になれば幸いです。

最新記事

すべて表示

平素は当院をご利用いただきありがとうございます。 夏季休暇を下記のとおり頂いております。 サイト内告知が遅くなり申し訳ございません。 夏季休暇中は、電話は繋がりませんが、メールは対応可能です。 何かありましたらメールにてご連絡下さい。 夏季休暇: 令和4年8月11日~18日

私は「絶対に治します。」「絶対に治ります。」「すぐ治ります。」とは明言していません。中には、「よくない鍼灸師(施術者)だ」と感じる方もいるかもしれません。 よく「同じ病気で悩んでいる患者さんは来られますか?」という質問をされます。病気だけで一括りにすると「はい。来ます。」と答えが出やすいですが、患者さんが本当に聞きたい答えは「来るか?来ないか?」といった簡単なものではなく、「その方はどういった経過

よく、「歩いているとフラフラする」であったり「歩くのに自信がない」というお話を耳にします。こういった場合、まずは歩行確認をします。よくあるパターンは、両脚の幅が極端に狭い、いわゆる「モデルウォーク(モデル歩き)」になってしまっていることが多々あります。 モデルウォークとは、足元から遠方に引いた一本の線に沿って歩くような歩き方です。前方からみると両脚の空間が見えないことから、非常に見栄えがよく、正し