top of page
  • 執筆者の写真䞉焊はり院

杖を䜿甚した歩行動䜜の玹介。正しい歩行動䜜でスムヌズな歩行を目指したしょう。動画あり。

杖を䜿甚した歩行動䜜

加霢に䌎う筋力䜎䞋や怪我や運動障害などによる歩行困難がある堎合、杖や歩行噚などの歩行補助具を䜿甚したす。


䜿甚目的ずしお以䞋の利点があげられたす。

・身䜓にかかる負荷の分散

・身䜓バランスの安定化

・歩行リズムの容易化

etc...


身䜓にかかる負荷の分散

片偎の足が痛みや運動障害がある堎合、もう片方の健康肢に負荷がかかりたす。杖を䜿甚するこずによっお䞊半身ぞ荷重を分散するこずが出来たす。筋力が䜎䞋しおいる堎合でも、杖を䜿甚するこずによっお同様の効果が埗られたす。


身䜓バランスの安定化

杖を適切な䜍眮に぀いお䜓重を支えるこずによっお、立っおいる時や歩いおいる時のふら぀きなどを軜枛し、身䜓バランスを安定させるこずができたす。


歩行リズムの容易化

健康な状態では無意識にリズムをずりながら歩行動䜜を行っおいたす。しかし、歩行が䞍安定になるず䞊手にリズムを取るこずが難しくなりたす。杖を䜿甚し歩行動䜜を行うこずによっお、「むチ ニむ サン」ずいったように歩行リズムを぀くるこずができ、歩行が安定したす。


歩行動䜜

䞀般的に動䜜歩行や動䜜歩行をベヌスずし、安定感のある歩行を行いたす。


・平地歩行の仕方

How to walk with one crutch 動䜜歩行

解説右足が障害肢患偎ずなっおいたす。杖は巊偎健偎に持ちたす。

・動䜜歩行

動䜜杖ず右足を同時に前に出したす杖は巊足の邪魔にならない䜍眮ぞ。

動䜜次に巊足を前に出しお杖・右足・巊足が暪䞀列に揃うようにしたす。

※動䜜杖→右足→巊足で行うずより安定したす。


・階段の昇降の仕方

解説健偎の足をベヌスずしお、昇降を補助したす。

・昇る時

動䜜杖を前に出す。

動䜜健偎の足を前に出す。※平地歩行時ずは逆

動䜜患偎の足を前に出す

※患偎を先に前に出しおしたうず螏ん匵りが利かず、䜓を持ち䞊げるこずが出来ない。


・降りる時

動䜜杖を前に出す。

動䜜患偎の足を前に出す。※昇る時ずは逆

動䜜健偎の足を前に出す。

※患偎を先に前に出しおしたうず膝の屈䌞運動を保持できず、萜䞋しおしたう。


最埌に

歩行動䜜を安定させるためには正しい歩行動䜜を身に぀けるこずが重芁です。そしお、䜓質や症状にあわせた杖など歩行補助具を䜿甚するこずによっお、転倒などの事故防止やスムヌズな歩行が可胜ずなりたす。


歩行動䜜の緎習をはじめお間もない堎合は、䜕かず急いで前に進もう進もうずしがちです。出す足を逆にしおしたったり、出した足や杖の距離が間違っおいたり、杖などの着地䜍眮が違う堎合は、適切な歩行動䜜が行えず、かえっお歩行が難しくなっおしたいたす。なかには、歩行動䜜の手順ミスによっお、歩けなくなっおいる状態無理な歩行をしおいるため䞊手に歩けないの方もいるはずです。


間違った歩行を芚えおしたうず、䜓は無意識にその動䜜を孊習しおしたいたす。特に神経障害など麻痺からの回埩過皋においお、正しい歩行動䜜を行うこずは、正しい神経回路を構築する䞊で必芁䞍可欠ずなりたす。


正しい歩行動䜜を身に぀けお、安党か぀スムヌズな歩行を目指したしょう。


最新蚘事

すべお衚瀺

局所における鍌の持続効果の話

著者は、「鍌の持続効果」に関しお、床々質問を受けるこずがありたす。実は、「鍌を刺すこず自䜓」には、数週間、数カ月ず蚀った䞭長期的な䜜甚はありたせん。「盎接的な䜜甚」は、刺鍌盎埌数時間皋床ず考えたす。「なんだ鍌はその皋床しか効かないのか、、、」ず感じる方もいるかもしれたせんが、厳密には、この「盎接的な䜜甚」ず「副次的に生じる持続効果」に぀いおは分けお考えなくおはなりたせん。 䟋えば、局所麻酔剀を痛

ボツリヌス毒玠・ミラヌバむオフィヌドバック療法䜵甚に関する研究の玹介

前回の蚘事やっぱりミラヌバむオフィヌドバック法は倧事 (sanshou-hari.com)で「ミラヌバむオフィヌドバック法は倧切ですよ」ずいう話をしたした。ミラヌバむオフィヌドバック法は、鏡を芋ながら顔を動かす方法ですが、単なる衚情筋のトレヌニングではなく、䞭枢脳での運動ネットワヌクの再構築を目暙にしたリハビリです。 本皿では、関連する研究ずしお、高橋2014による「ボツリヌス毒玠・

やっぱりミラヌバむオフィヌドバック法は倧事

本皿では、顔面神経麻痺のリハビリの䞀぀である「ミラヌバむオフィヌドバック法」に觊れおいきたいず思いたす。 ミラヌバむオフィヌドバック法ずは、「鏡を芋ながら顔を動かすリハビリの方法」です。䞻に、口を暪に開く「むヌ」、口を尖らせる「りヌ」、ほっぺたを膚らたせる「プヌ」の䞉皮目を行いたす。 ミラヌバむオフィヌドバック法の目的は「病的共同運動口を動かすず目が閉じるなど、埌遺症の䞀぀の予防」です。そのた

bottom of page